Agilent実験教室

Agilentのセミナーに行ってきました。途中、作った回路が動かないトラブルに巻き込まれつつも、壊れた可変抵抗をグラインダーで削り取るという荒技で無事に部品を交換してもらい、動かすことができました*1。他にも1.5GHzオシロスコープとか、普段はなかなか見ることのない測定器を見て感動したり。

講義の部分は昔学んだことがあるとはいえ、かなりわかりやすい説明で大変よかった。これは他の企業にも言えて、企業が作る資料はやっぱりわかりやすいようにできています。根拠はないけど、現場に近いところが作っているからなんじゃないかと思います。

もうこの際、大学の講義を企業にアウトソーシングした方がいいんじゃないかと考えてしまいました。学生はわかりやすい講義を受けることができるし、教授は研究に専念でき、企業は自社製品を大学や学生に宣伝することができるわけで、いいことずくめ。問題は予算と、技術者の人たちがそんなにヒマではないということか。でもたぶん需要はあるんじゃないかな。

何はともあれ、Agilentの皆さんには大変お世話になりました。いろいろな方と少しですがお話ししましたが、会った人たちは全員「本物の技術者」でした。

*1:自分が壊したわけでは断じてないぞ!